どうも。赤銅にょろん(@nyoron_kieli)です。
【これまでのあらすじ】
『空色勾玉』が実質キーリだという噂がフォロワー間で囁かれているのを聞きつけたにょろんは図書館の児童書コーナーで噂の本を入手したのだった。
死に憧れている死ねない体を持つ少年が、まっすぐに光に焦がれる人間の少女に出会って人生を変えられてしまうって「空色勾玉」は実質キーリでは???? https://t.co/giTXYKksGY
— Izu (@velizu) 2019年3月3日
TLで話題になってた空色勾玉を図書館で借りてきました pic.twitter.com/p844l0snAe
— 赤銅にょろん (@nyoron_kieli) 2019年3月18日
空色勾玉のファンの皆さんからの異論は受け付けますが、キーリ全9巻を読破した上でお願いいたします。

作品紹介
こちらは文庫版。
私が図書館で借りたのは単行本で、他にも新書版もあるようだ。
あらすじ
輝の大御神の双子の御子と闇の氏族とが烈しく争う戦乱の世に、闇の巫女姫と生まれながら、光を愛する少女狭也。輝の宮の神殿に縛められ、地底の女神の夢を見ていた、“大蛇の剣”の主、稚羽矢との出会いが、狭也を不思議な運命へと導く…。神々が地上を歩いていた古代の日本“豊葦原”を舞台に絢爛豪華に織り上げられた、日本のファンタジー最大の話題作。。
https://books.rakuten.co.jp/rb/820233/?tag=maftracking7888-22&linkCode=ure&creative=6339
つまりは、少女が不死の男と出会って冒険しちゃう話なのでどう考えても実質キーリである。
独断と偏見まみれの登場人物紹介
※例によってネタバレ含むから注意
狭也
故郷の村を失い、羽柴の両親に拾われて育った少女。
月代王によって輝の宮へ連れていかれ、鳥彦を助けるために 「大蛇の剣」 を盗み出そうとして稚羽矢と出会う。
稚羽矢
輝の一族の末の御子。輝の宮に幽閉され、存在を隠されていた。もちろん不老不死。
狭也と出会い、輝の宮の外へ出ることとなる。
鳥彦
狭也を助けてくれる可愛いやつ。
死を目前にしてカラスに憑依したので実質兵長。
でも受ける印象はタテガミっぽい感じ。動物だしね。
照日王(てるひのおおきみ)
輝の大御神の御子で双子の姉。不老不死。
強いぞお姉ちゃん。
月代王(つきしろのおおきみ)
輝の大御神の御子で双子の弟。不老不死。
狭也を嫁にしようと輝の宮(まほろば)へ連れ帰る。
紳士だけどシスコン。
少女をすぐ連れて帰ろうとした点はかなりヨアヒム度が高い。
キーリ狂いによる見どころメモ
(船旅パート短すぎでは??)
不死人は同じ場所には長くいられないってキーリで言ってたよ…?
あの夜、狭也も王も、稚羽矢が変若をもっていると知ってから、さほど深くは同情しなかったのだ。不死のものであっても、傷つけば痛みは人と変わらないということに思い至らなかった。
『空色勾玉』 著:萩原規子
「ハーヴェイだって普通だよっ!普通に痛いし普通に傷つくし普通に落ち込むし、そんな当たり前のことがなんで」(キーリⅡ・著:壁井ユカコ p276 より引用)
こんなの稚羽矢が人間不信になっちゃうよ…
キーリ4巻で読んだわ。
水死体みたいな稚羽矢「疲れた」
潮に流されて辿り着いたんだから実質砂の海終着点だわ。好き。
少女に執着しちゃうのかわいいな。
いやいや…どうせ幽体離脱してるんだろ?キーリ6巻で読んだわ(違いました)
『なんてありがたい神さまなんだろう。死んじゃえ』(『キーリ 死者たちは荒野に眠る』著:壁井ユカコ p230)
って感じでした(雑)
本との出会いに遅すぎるなんてことはないから
児童書なんてもう読む機会がすっかりなくなっていたので、フォロワーに薦めて貰わなかったらきっと空色勾玉に出会うことはなかったと思う。
この本を紹介してくれた全ての人に俺は今、感謝しています。
キーリファンで空色勾玉未読の方はぜひ読んでみてね。
そして空色勾玉ファンの方はぜひキーリを読んでください。
コメント