あなたの実質キーリ曲をレビューしますpart.5

どうも。赤銅にょろん(@nyoron_kieli)です。

このブログは、電撃文庫『キーリ』を愛しすぎて正気を失ってしまった赤銅にょろんが、世界に散らばるかすかな「キーリみ」を生涯をかけて求め続けた個人的な記録です。公式とも全く関係ないですし、他作品と比較する意図も全くありません。たぶんキーリを知らないと意味わからないと思うのでキーリを読んでください。全9巻です。

皆さんに紹介していただいた曲を実質キーリソングかどうか勝手にレビューしちゃう企画第五弾。
今回でこの企画はいったん終了となります。
それではあと7曲、堪能してまいりましょう!!

目次

ものもらい(RADWIMPS)

ものもらい 歌詞/RADWIMPS

RADWIMPSも何度も登場していますね!
やさしく語りかけるようなこの声はやはりハーみがあって落ち着きますね。

何かを探すのには いつも使うくせに
いつかなくなるなんて 考えもしないんだ
(作詞:野田洋次郎『ものもらい』より引用)

ハーヴェイあるあるかな……。
そんな簡単に腕やら瞳やら失くすものじゃないと思うんですが、朝起きたらケータイが見当たらない、くらいのレベルで失くしていくのが実にハーヴェイです。

腕も、瞳も、失ってから色々不便なことに気付き、大切さを知る。
そしてキーリの存在も、喧嘩をしたり、離れたり、くっついたり、そんなことをしながら大切さに気がついていきます。
と同時に自分自身の存在にも。

この眼で この腕で 君のこと見つけたんだよ
そして君で 君の手で ねぇ そうだよ 僕は僕の形が分かったよ
僕は僕と はじめて出会えたの
(作詞:野田洋次郎『ものもらい』より引用)

キーリと出会って、自分の生きる意味を取り戻せたハーヴェイ。

もしも離れてしまってもまたすぐに出会える、ハーヴェイがそう思うのでしたら、必ず出会えるでしょうね。
実質キーリです。

埋め込みできる視聴が見つからなかったので以下のiTunesでご視聴ください。
ものもらい – RADWIMPS

 

惑星ループ(初音ミク)

惑星ループ 歌詞/初音ミク

可愛い恋のうた。
逢いたい気持ちが溢れて、それでもどうしようもなくて気持ちがずっとループする。

心 があなたで鳴っている それだけが確かだ
(作詞:ナユタン星人『惑星ループ』より引用)

いいですね~。
キーリからハーヴェイへの気持ち、ハーヴェイからキーリへの気持ち、二人とも直接口に出したりはしないけど、確かにそこに「愛」が存在していてそれだけで充分だと思える関係が本当に素敵です。

あー 今すぐ逢いたいなって命 がループ ループする
(作詞:ナユタン星人『惑星ループ』より引用)

本来ならば、エイフラムが死んでそこで終わるはずだった命からハーヴェイが生まれたこと。
同じように不死人として新たな人生を手に入れたユドが、セツリに出会ったこと。
セツリからキーリが生まれたこと。

何か一つでも違っていたら、二人は出会えなかったかもしれない。
奇跡的な命のループで繋がった出会いなんですよね。

不死人になったヨアヒムがキーリを寄宿学校から連れ出してくれなかったらキーリはまた学校に戻っていたであろうことを考えると彼も重要な命のループの中にいたわけです。

惑星と命をテーマにした深い実質キーリ曲です。
惑星ループ – ナユタン星人

NO FEAR/あいすること(坂本真綾)

No Fear/あいすること 歌詞/坂本真綾

あ~~~~~これは、実質キーリですねぇ。
間違いなくキーリです

あなたは生きてきたの、わたしの知らない時間を。
星座の名前や、知らない国。あなたが旅する地図のうえに。

こんなに小さくても、わたしが居てあげる。
(作詞:鈴木祥子『No Fear/あいすること』より引用)

もうこの歌いだしから完璧すぎます。
そこから「大丈夫」がひらがななところもいいですね。
何十年も生きてきた青年に、ちっぽけな存在である少女が大きな愛でやさしく語りかけるような構図。お見事です。

「旅」「砂漠」「神様」「目」と実質キーリワードも充実のラインナップ。
素晴らしい実質キーリソングです。

埋め込みできる視聴が見つからなかったので以下のiTunesでご視聴ください。
NO FEAR / あいすること – 坂本真綾

砂の惑星(初音ミク)

砂の惑星 歌詞/米津玄師(+初音ミク)

米津玄師のセルフカバーバージョンもある砂の惑星。

砂の海を有する荒野の惑星ですし、キーリの住む惑星のことに間違いありません。

戦争で荒れ果てた砂の惑星。
掠れた命は核で補い、それをすり減らし続けても、どこにも行けず、行く宛もない。

のらりくらり歩き回り たどり着いた祈り
(作詞:ハチ『砂の惑星』より引用)

そしてキーリと出会い変わってゆく。

サビは、ハーヴェイが旅の途中で出会った人々のことを表しています。
ずっと同じ町にとどまると不死人だとバレてしまうから、バイバイと別れるということです。
しかし今回は追い返そうと思えばできたのに、しなかった。

その後に出てくる誕生日は3巻のキーリのことではなく、1巻で兵長をイースタベリに連れて行ったときのことだと思います。
兵長が霊になった日を思いだしている、多くの人の命を奪ったことを後悔している様子が

有象無象の墓の前で敬礼
(作詞:ハチ『砂の惑星』より引用)

という歌詞から伝わります。

その後教会兵に追われたりなんやかんやあって

戸惑い憂い怒り狂い たどり着いた祈り
君の心死なずいるなら 応答せよ早急に
(作詞:ハチ『砂の惑星』より引用)

ヨアヒムとの邂逅シーンです。
「君の心~」は核を奪われた後、兵長からハーヴェイへの問いかけですね。

「レイザービーム」は炭化銃のことでしょう。
2回目のハッピーバースデーは核を取り戻してハーヴェイが蘇ったことを暗示しています。次のバイバイはヨアヒムとの別れですね。

1巻の内容を網羅した実質キーリソングです。
砂の惑星 feat.初音ミク – ハチ

砂の惑星 ( + 初音ミク ) – 米津玄師

エとセとラ(plastic tree)

エとセとラ 歌詞/Plastic Tree

冬の長い夜をアンニュイな気持ちで過ごすハーヴェイ。
1巻のラスト、キーリの元に戻ろうとするハーヴェイを思い浮かべました。

イースタベリに来て、シマンやオーガスタに再会したり、タダイの家を訪ねたり、兵長を墓まで届けたり。
そりゃアンニュイな気持ちにもなるでしょう。
ついでにヨアヒムの件も片付いてしまったらそりゃ休みたくもなるはずです。

あー あれだ 見つけた 手の届かない領域の光
(作詞:有村竜太朗『エとセとラ』より引用)

それでも彼が立ち上がったのはキーリという光を見つけたから。

星が揺れるのは歩いてるからで 何もかも全て穏やかなはずで
(作詞:有村竜太朗『エとセとラ』より引用)

惑星を旅をしているという感じが伝わってきて凄く好きな歌詞です。
あの惑星では残念ながら星は見えないと思いますが……

「タバコ」が出てきたのもいいですね!
ハーヴェイの心の迷い、嘆き、そこに差す一筋の光。
実に実質キーリです。

埋め込みできる視聴が見つからなかったので以下のiTunesでご視聴ください。
エとセとラ – Plastic Tree

顔(東京事変)

顔 歌詞/東京事変

全編英語!
ついにキーリ英語部の活動を発揮するときがきましたね。

男女のしっとりとしたデュエットソングです。

お互いの横顔を褒めあう男女は、正面から顔を見ることはない。
しかし、それぞれはお互いの横顔なら本人よりよく知っている。

という感じ……だと思うのですが、英語苦手なので間違えていたら教えていただけると嬉しいです。

ハーヴェイの隣を歩きながら横顔を見ているキーリを思い浮かべてほっこりしました。

LADY:i know you better than you know yourself.
LOAD:that’s not possible. after all, i’ve never known you.
(作詞:椎名林檎『顔』より引用)

ハーヴェイはそんな人じゃない、とか、そういう人です、とか、キーリが誰かに話すことが何度かありましたね。
そんな風に、ハーヴェイが自分自身でも気付いていない姿をキーリはいつも隣で見てきて誰よりも知っています。
一方、ハーヴェイは、誰よりもキーリを理解しているとは言い難い状況でした。
久しぶりに会ったヨアヒムの方が、キーリの成長に気付くくらいですからね……。それでもキーリの横顔は、世界中の誰よりもハーヴェイが一番多く見ているんですよね。

ハーヴェイの横顔が素敵なことは間違いないので実質キーリです。
顔 – 東京事変

A Song for XX(浜崎あゆみ)

A Song for XX 歌詞/浜崎あゆみ

居場所がなかった 見つからなかった
未来には期待出来るのか分からずに
(作詞:浜崎あゆみ『A Song for XX 』より引用)

ハーヴェイに出会う前、寄宿学校ですごすキーリですね。
彼女の「どうして」はどうして自分には霊が見えるのか、どうして皆は教会を信じているのか、そんな世界や自分自身に対しての疑問と嘆きが含まれています。

いつまで待っていれば
解り合える日が来る
(作詞:浜崎あゆみ『A Song for XX 』より引用)

2番になるとハーヴェイ視点に切り替わります。
彼の「どうして」は周囲の人々のことでしょう。親しくしてくれた人、裏切られた人、ハーヴェイを残し先に亡くなった人、そんな人々への「どうして」です。
また「いつから」の部分では、不死人になって人々に恐れられるような強さを手に入れたこと、戦争が終わりいつのまにか後悔を抱いたり人を殺めることを躊躇うようになっていたことが書かれています。
不死人と人間が解り合える日がくるなんて思っていないけど、死ねない身体でその日を待ち続けています。
誰かに不死人とバレるかもしれない、誰かに裏切られるかもしれない、そんな不安を抱えて生きている。

一人きりで生まれて 一人きりで生きて行く
きっとそんな毎日が当たり前と思ってた
(作詞:浜崎あゆみ『A Song for XX 』より引用)

それぞれに孤独を抱えていた二人。
ずっとそんな日々が続くと思っていた二人の運命が交差し、新たな道が生まれました。
つらいことも多くあり、決して平坦な道ではないけども、二人ならば何があっても大丈夫だと思えるような存在に出会うことができました。

過去から今へと繋がる重要な要素を散りばめている実質キーリ曲です。
A Song for XX – 浜崎あゆみ

まとめ

パート1からパート5までで、全35曲レビューしましたがいかがだったでしょうか?
私の知らなかった曲も多数ご紹介いただき、世の中にはこんなにも実質キーリで溢れているのかと胸が熱くなりました。
きっと世界中にはまだまだ知られざる実質キーリが存在するのでしょうね。
そう考えると不死人のように長生きせねば、と生きる気力が湧いてくるのではないでしょうか。

今回で曲紹介記事はいったん終了となりますが、今後も実質キーリソングを見つけた際にはコメント欄やツイッターの方で教えていただけると嬉しいです。

キーリをまだ読んだことのない方も、ぜひ電撃文庫キーリを読んで、実質キーリ探しという有意義な人生の過ごし方を手に入れてくださいね。

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次
閉じる