あなたの実質キーリ曲をレビューしますpart.2

どうも。赤銅にょろん(@nyoron_kieli)です。

このブログは、電撃文庫『キーリ』を愛しすぎて正気を失ってしまった赤銅にょろんが、世界に散らばるかすかな「キーリみ」を生涯をかけて求め続けた個人的な記録です。公式とも全く関係ないですし、他作品と比較する意図も全くありません。たぶんキーリを知らないと意味わからないと思うのでキーリを読んでください。全9巻です。

Twitterでオススメされた曲を実質キーリか勝手に判定する企画の第2弾です。
はたして電撃文庫『キーリ』のテーマソングにピッタリの名曲は見つかるのか!?
それでは今回も張り切って参りましょう!

前回の記事はこちら。

https://wakuaru.com/music-1/

目次

僕が死のうと思ったのは(中島美嘉)

僕が死のうと思ったのは 歌詞/中島美嘉

僕が死のうと思ったのは まだあなたに出会ってなかったから
あなたのような人が生まれた 世界を少し好きになったよ
(作詞:秋田ひろむ『僕が死のうと思ったのは』より引用)

キーリと出会う前、死ぬこともできずに無意識に死を求めていたハーヴェイを思いだします。

「過去」「木造の駅」など惑星を感じさせるワードも含まれていますね。
「少年」はエイフラムにも思えるし、7巻の感染症の少年のようでもあり、ハーヴェイの後悔を表しているのではないでしょうか。

自分一人では愛せなかった世界も、キーリがいるから、キーリがこの街が好きだというから、そんな理由で愛せるようになった不器用な男の歌です。
この曲ももちろん実質キーリです。


僕が死のうと思ったのは – 中島 美嘉

BANKA(ilion)

BANKA 歌詞/ilion

ilionはRADWIMPS野田洋次郎さんのソロプロジェクトです。
映画『東京喰種 トーキョーグール』主題歌ですね。

ゆったりとたゆたうようなメロディ。
無気力そうでありながらしっかり芯のある、かすれたようでありながら透明感のある、そんな不思議な歌声がスッと耳に馴染みます。

同じ酸素を吸っているのに もう同じ息は吐けない
枯れるまでが花なのなら 最後まで ちゃんと燃やすよ
(作詞:ilion『BANKA』より引用)

ここでいう「花」はキーリのことのようにも思えますが、核のことを言っているのではないでしょうか。
核に亀裂が入る前と後で、同じように生きていても、残された時間は同じではない。
そのことを悟り、それでも最後までやるべきことをやろうと覚悟を決めた瞬間のように感じます。

たとえどれだけその光が 醜く輝いていたってさ
僕ら 選ばれてしまった
(作詞:ilion『BANKA』より引用)

たくさんの後悔を背負っていて自分自身を愛することができないハーヴェイ。
キーリに向けられる純粋な想いにも戸惑っていましたね。
なぜ自分なのか、他の人で良かったんじゃないのか。
途中ではそんな「愛」に困惑する様子が歌われています。

だけど選ばれたのは他の誰でもなく自分だったから。
全てに拒まれボロボロになってもそれでも明日を生きようとする姿。

間違いなく実質キーリです。


BANKA – illion

strobo(ilion)

strobo 歌詞/ilion

BANKAよりも歌声にハーみを感じます…!

現を抜かしたこの世界で 今はこの身の最果ての夢を見る
(作詞:ilion『strobo』より引用)

これは……あれじゃないですか。
9巻、タダイの家のハーヴェイ……。

キーリの涙を乾かす言葉を探している途中で目覚めたハー。
以前ならすれ違って喧嘩していたようなことでも今ではすれ違い自体に気付かないほどにそばにいる。
ずっとこのままであれば良いのに、という思いをすり抜けるようにキーリはハーヴェイを置いていってしまう。

次に会うときには、一つになれれば別れなど来ないのに。
そう思いながら再び終わりに向かう眠りについた。

というとこまで妄想しました。
しんどい……実質キーリです。


Strobo – illion

天使はいたんだ(阿部真央)

天使はいたんだ 歌詞/阿部真央

これは完全に8巻、ヨシウ→ベアトリクスですね……。

わがままな天使 よく分からぬタイミングで怒ったり
泣き虫な天使 上手く言葉を選べず悔しいんだって
(作詞:阿部真央『天使はいたんだ』より引用)

突然笑いだしたり、怒り出したり、泣き出したり、キーリと再会する直前のベアトリクスに当てはまります。

推薦者さんはハーみを感じてニヤニヤしてしまうとのことですが、確かにハーが内心こう思ってるとしたら最高にニヤニヤできますね。
ヘタレなので絶対顔には出さないでしょうけど。

う~ん、彼女への真っすぐな想い、ごちそうさまでした!
実質キーリです。

iTuneページで視聴可能です。

天使はいたんだ – 阿部真央

LIFE(YUI)

FF外から2曲リクエストいただきました!

LIFE 歌詞/YUI

アニメ『BLEACH』EDテーマですね。
寄宿学校に馴染めずにいた1巻のキーリが広い世界へ踏み出す歌に聞こえます。

陽のあたる場所に出て この手を強く握ってみた
あの場所 あの時を壊して I can change my life
(作詞:YUI『LIFE』より引用)

学校という狭い世界を飛び出して、自由を知って、ハーヴェイの手を握って、人生が変わってゆく──

平坦な旅路ではなく、どちらかというと困難ばかりだけど、だからこそ自分がハーヴェイの支えとなって共に歩んでいきたい、というキーリの強さが伝わってきます。
力強い歌声もマッチしていますね。
1巻終盤で、ハーヴェイの核を取り戻すためにヨアヒムと対峙したシーンで流れてほしい曲だと思いました。
はい、実質キーリです。


LIFE – YUI

crossroad

crossroad 歌詞/YUI

これは少し解釈が難しいですね……。
crossroad、つまり十字路での別れ・旅立ちを歌っていますよね。

3巻終盤のハーキリを示しているようでもあり、
9巻ラストのようでもあり、
しかし私はあえて、ユリウスの曲であるという説を推します!

返事のないメールばかり
気にしてしまうのは もうやめよう
(作詞:YUI『crossroad』より引用)

キーリからの手紙の返事を待っているユリウスにしか思えません。
砂の海で出会い、再会できたことに少し運命的な物も感じていたユリウス。
9巻ではハーヴェイをライバル視しているような様子もありました。
しかし首都の騒動が終わって、キーリはハーヴェイとイースタベリで暮らし始め、たまに手紙が届くだけ。
それぞれが未来に向かって別の道を歩んでいると自覚したユリウスの失恋ソングに聞こえてきませんか?

ユリウスソングなので、これも実質キーリです。

ハーキリにも捉えられますが、私はこちらの方がしっくりきました。
解釈違いだ!と思われましたらぜひコメント欄からご教授ください。


crossroad – YUI

カンタンカタン(Kalafina)

カンタンカタン 歌詞/Kalafina

汽車での旅を歌った歌ですね。
それぞれが複雑な想いを抱えたまま汽車は進んでいく……。

未来とかじゃなくて ただ遠いだけの 場所に行きたい
(作詞:梶浦由記『カンタンカタン』より引用)

ハーヴェイと兵長とずっとずっと旅を続けたいというキーリの想いが表現されています。

重たく抱え込む キボウという荷物を 今日は置いてきた
(作詞:梶浦由記『カンタンカタン』より引用)

ここは3巻のラスト、キーリを置いていくことにしたハーヴェイの様子ですね。

エンディングソングに使ってほしいノスタルジックさを感じました。
実質キーリです。


カンタンカタン – Kalafina

まとめ

今回ご紹介した曲も全部実質キーリでしたね。
世の中にこんなにも実質キーリが溢れていることと驚くと同時に、フルで聴ける公式のPVが結構多いことに驚いています。

ご紹介した曲のような雰囲気・世界観の物語を読みたい方はぜひ電撃文庫『キーリ』を読んでください。
小説はちょっと……という方には、漫画版全2冊もあるぞ!!

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