どうも。赤銅にょろん(@nyoron_kieli)です。
「φの方石」がオススメです!青年と少女が出会い“方石”を巡ってすったもんだするお話なんですが、青年のハヴェ味がヤバイです。全3巻なのですぐに読めると思います。ちなみにこの作品、電撃小説大賞で大賞とってます!
— ほなみんさんと他9999人のみな (@aahimnoosw) November 19, 2019
えー、フォロワーに「ハヴェみがヤバイ」とおすすめされた本を読んだらクリティカルヒットをくらってしまった話をします。
φの方石、全3巻読了。良すぎた。かなり実質…案件。めちゃくちゃ泣いた。好き。好き好き
— 赤銅にょろん (@nyoron_kieli) April 6, 2020
キーリストなら絶対好きだから買え。断言する。
以下、核心的なネタバレは控えるけども、察しのいい人は分かると思うから読むつもりの人は要注意。でも言葉にできないから大したネタバレはないよ(どっちだ)
『Φの方石』の話題に釣られてこのブログに辿りついた迷子ちゃんは、Φの次でいいからキーリを読んでくださいお願いします。Φ好きならキーリ好きになるから!!
作品紹介
若き異才の方石職人・白堂瑛介と人々を狂わす”魔石”をめぐる幻想ミステリ
https://www.amazon.co.jp/
方石――人々を魅了してやまない、様々な服飾品に変じることのできる立方体。この技術のメッカである神与島で、アトリエ・白幽堂を営む白堂瑛介は17歳の若き方石職人。方石を学ぶため、東京からやってきた下宿人の少女・黒須宵呼とともに暮らしている。
そんな瑛介は、本業である方石修繕の傍ら、人々を惑わす石――魔石の蒐集をし、その身請け人となっていた。
ある日、知人の方石研究者・涼子の依頼で連続方石窃盗事件を追うこととなった瑛介は相棒・猿渡とともに調査を開始する。しかし、そこには宵呼を巻き込んだ驚くべき真実が隠されていた――。

第21回電撃小説大賞〈大賞〉受賞作だから安心して読んでくれよな(にっこり)
全3巻完結だから読みやすいぞ☆
キーリ狂いのオタクによる『Φの方石』読了までの軌跡
仕事の合間におすすめされていたこちらを読み始めます…!
— 赤銅にょろん (@nyoron_kieli) February 7, 2020
ふむ、顔がいい… pic.twitter.com/Nv6o8vnuZc
んんんん、φの方石まだ1巻だけど、なるほどハーヴェイ…これはハーヴェイ…
— 赤銅にょろん (@nyoron_kieli) February 18, 2020
過去に囚われてていいですね…涼子との会話がハーとビーにしか見えなくてニヤニヤしちゃう
イケメンで、ちょっとひねくれてて、面倒くさがりで、でも宵呼の世話はちゃんと焼く…。
P170 瑛介が「やかましい」って言ってる…!
— 赤銅にょろん (@nyoron_kieli) February 18, 2020
💡説明しよう!
「やかましい」とは、にょろん的ハーヴェイ大好きポイントの1つなのだ https://t.co/G7eabYTpIR
p188で宵呼ちゃんに向けて「うるさいよ」が出てきてしまって頭抱えてる…
— 赤銅にょろん (@nyoron_kieli) February 18, 2020
マジで身内には「うるさい」、他人には「やかましい」を使い分けてたハーと一緒なの…?ほんとに…? https://t.co/wLBZ00MPCu
この辺、ただの個人的好きポイントなのでスルーしていいよ。
実質ハーって言われた真の意味がようやく分かった。めっちゃハーやんけ…
— 赤銅にょろん (@nyoron_kieli) February 18, 2020
あのね、序盤はね、「まぁ、ハーっぽさもあるけど、全然違うな」って思ってたの。
でもね、まさかΦの方石の能力で《ピー―――(自主規制)》だとは…。
φの方石1巻読了。いやーーー、良かった。好き。
— 赤銅にょろん (@nyoron_kieli) February 22, 2020
見事な実質…案件なんだけど、ネタバレになるから言えないw
読んでください。私も続きを読みます
重い過去を背負った青年、いいよね…。そばに居続けようとする少女、いいよね…。
φ2巻。p42
— 赤銅にょろん (@nyoron_kieli) March 6, 2020
『さすがの瑛介も、作業部屋にパンツは干さない。」
なるほど。つまり彼と似たタイプのハーも、キーリと同棲してたときに部屋にパンツ干したりはしてない可能性が高いと。
こういう学びがあるからハーみが強いキャラの出る作品を嗜むのはやめられねぇ
1巻からずーっと同棲してるので最高。妄想が捗る。
φ2-p77
— 赤銅にょろん (@nyoron_kieli) March 6, 2020
「……約束、ですからね」
「ああ。約束する」
約束シーンだぁぁぁぁぁぁ!!!
約束は大事。ちゃんと守ろう。
φ2-p118
— 赤銅にょろん (@nyoron_kieli) March 6, 2020
『台所では小柄な同居人がせっせと夕食の準備を進めている。あまりに服を汚すのでは買ってやったエプロンも、きちんと身に着けているようだ。』
エプロンを買ってやった!?瑛介が!?宵呼に!?エプロンを!?!?!?
お、お前プレゼントなんて高等技術持ってるのか!?
瑛介はハーより気が利く出来る男。
φp239「ホンマに大事なもんは、手元に置いとき」と宵子のことを言われたのを否定しない瑛介。
— 赤銅にょろん (@nyoron_kieli) March 23, 2020
「白堂さんが、大丈夫だって言ってくれたから」の宵子。
はい、好きなやつ〜。好き〜。
共依存の道筋が見えてきたな…でも、ずっと一緒に居続けるのは……。
φp323「あたしは、その、あなたからどんなことを知らされたとしても、あなたのそばにあたいって思っているような気がするんです」
— 赤銅にょろん (@nyoron_kieli) March 23, 2020
これもう、私だけは味方だからのやつじゃんー。尊い😇
少女が青年の救いとなっていく構図!!!大好物!!!!
φ、「オレたちの家に帰ったら」が発動されてしまって無事死んでる。キーリじゃん…キーリじゃん…
— 赤銅にょろん (@nyoron_kieli) April 5, 2020
なんでオメエはここでとんでもねえフラグ立ててんだよ!!!!!
必ず2人でオレたちの家に帰ってくれ…頼むから…
φの3巻さぁ、「教会」「ラジオ」とかいうワードも出てくるわ、霊的なのも登場するわ、母親との色々があるわ…。
— 赤銅にょろん (@nyoron_kieli) April 6, 2020
「あの少女に救われていた」だの「
あなたは、生きていたかった?それとも死んでいたかった?」だの…ド直球ストレート投げ込んできた感じ。無事被弾。全弾貫通。
あのさぁ…。こんなんキーリのオタクに刺さるに決まってるじゃないですかぁー!
生きる意味を失った過去の重いあれこれを背負った青年と、巻き込まれ体質な(というか自分から突っ込んでいく)面倒くさい少女が同棲生活をして、人生に向き合う話というか…
— 赤銅にょろん (@nyoron_kieli) April 6, 2020
ラストについては、ネタバレしたくないから詳しくは触れないけど、私は好き。あー、何書いてもネタバレになるから黙る。読んで。読めばわかる。
神棚入り決定の尊さ~我が家に神棚はないけども~
いやー、『Φの方石』ヤバかったですね。神棚に並べようと思います。まぁ、うち神棚ないんだけど。
キーリのような関係性を求めている人の飢えを一時的に癒すポテンシャルを秘めた1冊。そう、一時的に。
キーリのしんどさとΦのしんどさが混じり合い増幅されて、さらなる飢餓に苦しむ予感がしている。怖い。
他のキーリストにもこの恐怖を味わわせたいので、無差別に送り付けたいとすら思う。
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